『アキレスと亀』試写会
監督:北野武
出演:ビートたけし、樋口可南子 、柳憂怜、麻生久美子
製作年度: 2008年
製作国・地域: 日本
上映時間: 119分
解説:絵を描くのが大好きな少年・真知寿(吉岡澪皇)は、自宅を訪れた画家に自分が描いた絵をほめられて、赤いベレー帽をもらう。真知寿は、その日から画家になることを夢見て毎日のように絵を描くようになる。そんなある日、父親(中尾彬)の会社が突然倒産して両親が立て続けに自殺を図ってしまい、真知寿の人生は暗転する。
感想:なんて言ったらいいのか分からない。とにかく胸がいっぱいになりました。アキレスと亀のパラドックスから物語は始まっていきます。いかにも監督らしい始まり方だなって嬉しくなる。真知寿はお金持ちの家に生まれ、絵を描く事、将来画家になるのが夢。大人になるまでの間に色々な、普通だったら立ち直れない位大変な出来事があるんだけど、真知寿には絵しか見えていかいかの様。ずっと絵を描き続けて、画家になる分けですよ。しかし、全く売れない画家です。今回の北野武監督のテーマはいたってシンプル。好きな事をして生きて行けたら幸せ。って事です。「なりたい職業に付けたら一回宝くじに当たったようなもの。その職業でお金が儲けられたら、もう一回宝くじに当たっようなもの」なりたい職業に就くっていう事は実は凄く難しい事なんだよね。「本当は、好きな仕事で食えるだけで十分ではないか」かくゆう監督は数学者になりたかったそうです。私としてはどうしても幸子目線で物語を見てしまいます。二人は印刷工場で出会う訳だけど、私だったらあんな気持ち悪い男好きにならない(笑)言い過ぎか(笑)きっと幸子は真知寿の後ろの芸術家(アーティスト)を好きになったんじゃないかな~。真知寿のモデルになった喫茶店のお姉さんに嫉妬するあたり。雌豹というか女のなんていうか(笑)麻生久美子の目がいいんですわ。芸術は麻薬なわけです。真知寿と言う麻薬に幸子も溺れたんじゃないかと私は思います。
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